- 2008年7月23日 01:03
- お仕事
人と話すことはこれほど大切か、と最近改めて感じています。
真面目に仕事と向き合ってさえいれば、何かいいアイデアが浮かぶかというと、
ぜんっぜん、今あるものを否定する気持ち以外、何も浮かばなくて、
正直なところ、自分はwebに向いてないんじゃないか、と思うこともしばしば。
というか、うちの場合よそのサイトと違ってITな感じというよりは、
やっぱり「編集」の仕事がメインで、それは嫌いじゃないんですけど、
どうしてもITっぽい、webでどうやってビジネスをするかというひらめきが、
まったくもって浮かばないのですね。
ここ1〜2年、何かというと CGM って言うけど、
私は ブログも書きますし、 mixi も gree も入ってますし、@コスメも見るし、
del.icio.us も Frickr も使うし、Amazon のレビューも参考にしますけど、
でも、なんでもかんでも CGM である必要があるのか……とも思ってしまう。
とにかく、考えても考えても何にもひらめかなかったんですよね。
でも最近気づいた。
人の話を聞いたり、人と会話したりすることがいかに大切かということに。
仕事で取材したり、先生としゃべったりという直接的なのはもちろん、
いろんな人と会話して、頭に蓄積しておくことが本当に大切だと実感しました。
企画とか、結構、人とのささいな会話から思いついていることが多いですから。
仕事の話でも仕事以外の話でも、難しい話でも、軽い雑談でも。
そこで話したことが、ふと役に立つことがあったりします。
この間、『BRUTUS』副編集長の鈴木さんも、
「どうやって情報収集しているのですか?」と聞かれて、
こんな風なことを言っていました(正確ではないかもしれませんが)。
「もちろん、web見たり、雑誌や本を読んだりもするけど、
雑誌作ってる人間が、webで情報収集して……とか、それじゃダメ。
人との会話が一番の情報源になっている」
これは、本当にそうだな、と共感しました。
もちろんwebも本も雑誌もすごく役立つ情報ですし、
これはこれで必要ですが(とくにブログとか会話に近いかも)、
人の口から放たれる情報は、まだ形になっていない、というか、
まだ何にも取りあげられていないフレッシュな情報でしょうし、
いや、何かに取りあげられたものについての会話かもしれないけど、
それはそれで、その人の頭を通って、その人の解釈が伝えられるわけで。
そう考えると、人との会話とは何と価値のあるものかと思えます。
ただ、そのためには自分の会話力も大切で、
まともに会話できるだけの情報のアーカイブも必要なので、
それにはやっぱり本を読んだり、webでニュースチェックしたり、
それについて考えたり……ということが必要になってくるのだろうなあ。
もちろん、仕事以外でも言えることですけどね。
いろんな人の講演やセミナーなんかもかなり刺激されます。
そういえば今日、そんな鈴木さんが「フクヘン。展」のDMと名刺を
わざわざ送ってきてくださいました。
名刺交換のとき、途中で名刺がなくなっちゃって、いただけなかったので。
あの状況で、名刺渡した人と渡せなかった人をちゃんと分けていたのですね……。
(名刺なくなっちゃってごめんなさい、というメッセージ付きでした)
鈴木さんと茂木健一郎さんとのトークイベントは絶対行く。
今日は、大先輩のmaki さんと吉祥寺で佐世保バーガーを食べながらいろいろ話す。
というか、いろいろ教えてもらっている、という感じですが。
私も一皮むけないといけない、ということなのだろうな。
