- 2008年7月21日 17:22
和田堀公園の猫が虐待されている事件。
刃物で傷付けられているそうです。
ニュースで見た感じだと、かなりひどいケガをしています。
どういう育て方をしたらそういう人間が出来上がるのか。
和田堀公園は、私がよく行く大宮八幡宮の隣で、
ものすごく近所なのですごく心配です。
この辺はすごく野良猫が多いので……。
手塚治虫が書いています。
幼いころから生命の大切さ、生物をいたわる心を持つための教育が徹底すれば、
子どもをめぐる現在のような凄惨な事態は解消していく。
そのためには“豊かな自然”が残されていなければならない。
自然というものは人の心を癒やす不思議な力を宿していて、
自然こそ、子どもにとっては最高の教師だと。
こうも言っています。
なにが必要な情報か。
生命の尊厳を伝える情報が最も必要でかつ重要な情報だ。
現在の暴力非行や、生命の軽視は、子どもや若者たちがこれまで育って来た期間に得た情報の吸収、蓄積によってもたらされた結果です。大人たち、あるいは子どもの身のまわりや社会にくり返し行われる暴力や犯罪、享楽的な性描写などの情報が、子どもを倫理的に麻痺させてしまったことは確かです。これが十倍、百倍になって嵐のように襲う時、どうしようもない人間性喪失の社会が実現してしまうでしょう。
政治的な規制もなく、自主的に、生命の尊厳と生きるということの価値を情報によって子ども達に与える態度をとることが、ぼくたち大人の高度情報化社会に対する何よりの心構えではないかと思います。
『ガラスの地球を救え』(手塚治虫著・光文社刊)より
