- 2008年6月12日 08:01
- 気になる木
東京に来て3年(まだ3年)。
東京に来た翌日に今の会社に勤め始めたその日から、
基本的に会社では標準語で仕事をしています。
標準語は話しやすいから「標準」とされているわけですから、
普通に話す分にはまったく問題ありません。
逆に、仕事中、関西弁の人と電話で話したりすると、
混乱してしまって(どっちも話せるけどどっちを話せばいいのか……)、
もはや何弁かわからない妙なイントネーションになってしまいます。
ほかの地方の人が話す「なんちゃって関西弁」を使ってしまうことも。
ときどきなまってしまうことはあると思いますが、
さすが「標準」語、話しやすいのは確かです。
ただ、一番困るのが、関西のものや地名などを言うとき。
最初につまづいたのが、京都の漬け物屋「西利」の発音。
関東にもお店はあるでしょうし、知名度は高いとは思いますが、
「西利」は、その名前自体がすごく関西イントネーションなので、
それを標準語でどう言えばいいのか、いろいろ言ってみたけれど、
結局どれが正解かわからずじまいです。
あと、難しいのが「京橋」という地名。
京橋は東京にもあって、東京の「京橋」のことを話すときは、
そのイントネーションで呼べるのですが、大阪の「京橋」を、
そのイントネーションで呼ぶと、何だか「京橋」に思えないのです。
文字で書くと、なんのこっちゃ、という感じですが、
「京橋」と「京橋」はもうその土地のイメージも染み込んでいて、
絶対に逆にはできないものなんですよね……。
標準語について考えていると、いつも、NHKのドラマ『國語元年』を思い出します。
私が小学生のときに、NHK「ドラマ人間模様」の枠で数回に渡り放送されたドラマです。
今で言う「標準語」の制定の際に、各地方で「うちが標準語だ」「いんや、うちだべさ」
みたいな(笑)バトルが繰り広げられる様子を描いたドラマです。
もう一度見たくて何年も前から調べていたのですが、以前にVHSが出て絶版になり、
それきり、ということで非常に残念に思っていました。
ところが、今調べたら、ある! DVDがある!
NHKで放送後に舞台化され、上演のたびに反響を呼んだ井上ひさし脚本の傑作ドラマ「國語元年」が、ついにDVDで発売!
明治初期、全国統一の話し言葉の制定を命じられた、文部省の官吏・南郷清之輔。思いもよらぬ大事業を命じられたまではよかったが…。家族や使用人たちの使う日本各地の方言の大氾濫の中で、共通の話し言葉を作るため、日夜苦心を重ねる南郷の悪戦苦闘ぶりを、彼の屋敷を舞台にユーモラスに描く。
脚本:井上ひさし 音楽:宇野誠一郎 出演:川谷拓三/石田えり/浜村純/名古屋章/すまけい/賀原夏子/佐藤慶/ちあきなおみ/山岡久乃ほか 演出:村上佑二/菅野高至
●第12回放送文化基金賞奨励賞受賞/第18回テレビ大賞番組賞受賞
●NHK総合「ドラマ人間模様」にて1985年放送 発行・販売:NHKエンタープライズ c2006 NHK
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そうかー。1年半ぐらい前にDVD化されたようですね。
文庫でも出ているようです。
でも、これはドラマで見たほうが絶対に面白いと思います。
| 国語元年 (中公文庫) | |
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