- 2008年6月11日 13:45
- 備忘録
昨日の「プロフェッショナル」。
やはり、すごくグッときました。
治すのではない
治す力を引き出すのだ
彼らは自分で治そうとする力を持っている
我々はそれをアシストしてあげるだけ
我々が何とかしようなんておこがましい
本当にブラック・ジャックだと思いました。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、
おこがましいとは思わんかね
これは、ブラック・ジャックの言葉ではなく、
本間丈太郎医師の言葉ですけどね。
さらに、ブラック・ジャックなエピソードがこれ。
足をケガしているからと油断してワシの足近くに手をやったら、
その足で手首をつかまれ、鋭い爪が腕を貫通したそうです。
そしてとっさにもう片方の手でワシの足を押さえようとしたら、
ワシのもう片方の足で抵抗され、自分の血がぼたぼた落ちる状態に
なってしまったのだとか。
何とかワシの足が抜けた後は、「もう自分の治療ですよ」と。
ブラック・ジャックが自分の体内からエキノコックスを
取り出す手術をしていて、ディンゴに襲われる場面が思い出されます。
先生は、治療後、野生に返すところまでを自身の仕事とされています。
片目を失ったオジロワシを自然に帰すべきか否か……。
どちらが彼の幸せか
生きようとしてるんです
返してやりたいですよね。野生にね
野のものは野に帰す
フィジカルのケアだけでなくメンタル面のリハビリも重要なのだそうです。
ひとたび人間の手からエサをもらってしまうと、野生の闘争心を失い、
自然に帰ったときに、生きていけないから。
でもその片目を失ったワシは、先生のリハビリの甲斐あって、
誇り高き野生のワシの顔つきを取り戻していました。
先生は、猛禽の保護活動も行っており、その活動について語る先生の顔は、
本当に真剣で必死で、目が輝いていて、かなり心を動かされました。
猛禽のことを「かわいいでしょう!」と目をきらきらさせて言うところも、
「ああ、この人は本当に好きなんだな、守りたいんだな」というのが、
ひしひしと感じられました。
「こういう人がいてくれてよかった」と心から思いました。
やっぱり、誰にでもできることではないから。
一度、大型の猛禽をこの目で見てみたいです。
