- 2008年5月21日 22:56
- 備忘録
昨日、半分仕事がらみで、某研究機関でPDをされている女性に、
いろいろとお話をうかがいました。
というと、なんかカタく聞こえますが、大半は面白トークでした。
かなりコアなクリスティー・ファンの彼女に、
新しいクリスティーの読み方を教えてもらう。
私も、中学生ぐらいのころは大のクリスティー・ファン。
じょじょに本棚がハヤカワ・ミステリ文庫で真っ赤に染まったものでした。
初めて読んだのが『カーテン』と、かなり間違った読み方をしていると思いますが、
なんだかんだで名探偵ポアロシリーズは読破しています。
昨夜は3人で飲んでいたのですが、3人ともクリスティーについてそれなりに
語れる(もちろんその彼女が抜きん出ていますが)メンバーだったので、
かなりツボを刺激されました。
「僕は本を『あいうえお』順に並べてる」
「クリスティーとかも?」
「あいうえお順て『アクロイド殺し』?」
かなりツボでした。
わからない人、すみません。
3人とも関西人だったのでよけいに面白かったのかも。
話が逸れますが、一つのクリアファイルに大量に資料を押し込んでしまう、
という私の話に、「入れすぎたら『白い亀裂』入りますよね」、
とぼっそりコメントされたのにも爆笑してしまいました。
やっぱり笑いは勢いよりコンテンツです。
閑話休題。
で、作品によっては何度も読んでいるクリスティ作品。
トリックや、犯人は覚えている作品も多い。
(でも、意外と忘れてたりするので何度も読める)
でも、その作品で使われた「毒」を意識して読む、
という面白さを教えてもらいました。
私が昔、『雲をつかむ死』と『マダム・ジゼル殺人事件』の原作が同じと知らず、
うっかり両方買ってしまった、という話をしたところ、すかさず、
「そのとき使われた毒、何かわかります?」
うーーーーーん、わからん! わかりそうでわからん!
ハチの針みたいなので刺されて殺されるのよね。
「ストリキニーネ? 違うか〜!」
こんな盛り上がり方、どう?(笑)
毒に着目して、もう一度全部読み直したくなりました。
クリスティーは「毒殺の女王」ですもんね。

新訳・改訳、豪華な解説陣、というのが売りなのだとか。
彼女は、コンプリート目前とのこと。うらやましい。
私は『カーテン』の次に読んだ、クリスティー戯曲集に収録されていた
『検察側の証人』が一番好きです。
『黄色いアイリス』も好き。
ル・ジャルダン・デ・シーニュ ね。
今、課題図書消化中なので、全部読み終わったら、
クリスティーをおさらいすることにします。
