- 2008年4月20日 13:23
- 動物
「ワカケホンセイインコ」って知ってますか?
ペットとして輸入されて、野生化した「カゴ抜け鳥」の代表格で、
東京都では、特に多く見られます。
▼鳥類保護連盟のウェブサイト
http://www.jspb.org/wakake/wakake.html
で、東京に引っ越してきたら一度は見られるだろうか、と思っていたのですが、
私は、まだ見たことないんですよね。
このワカケホンセイインコ、東工大のキャンパスにねぐらがあるそうです。
東工大 生命理工学部 幸島司郎(こうしましろう)准教授が、
このインコの生体や行動を研究されているのだとか。
……と、思ったら、ねぐらに来なくなって現在捜索中とのこと!
このインコ、本などではよく「ツキノワインコ」と紹介されていました。
ツキノワインコと言われると、ああ、ペットだなあ…という気がします(笑)。
そのほか、セキセイインコやベニスズメなども多く野生化しているとのこと。
日本の環境に適応して、繁殖していったわけですね。
でも、この辺の「カゴ抜け鳥」は、「特定外来種」には指定されていないようです。
▼環境省の「外来生物法」のウェブサイト
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/index.html#cho
ガビチョウやソウシチョウが、指定されているんですね。
ガビチョウについては、
----------
■生態系に関わる被害
・ガビチョウ類の定着が確認されている、九州・本州の低地林等の里山的森林において、これらの種が最優占種となり、群集構造が著しく変化している。また、長期的には在来種への直接・間接の負の影響も懸念される。
・ハワイ諸島においてはガビチョウが高密度で生息し、在来鳥類の衰退の一因となっている。
----------
との記述が。
カラスやムクドリが「害鳥」として扱われ、駆除の対象になっていますが、
これらの鳥にしても、外来種にしても、人間のいる世界に適応できた動物が、
どんどん数を増やしているわけですよね。
結局は、人間の手が加わって、数を増やしているわけですよね。
それで、今度は人間の手で「駆除」の方向に向かうのですから、
人間は本当に勝手だ、と、いつも申し訳ない気持ちになる。
