Home > 備忘録 > 三千大千世界と宇宙の大規模構造

三千大千世界と宇宙の大規模構造

  • Posted by: makimoki
  • 2008年4月12日 19:20
  • 備忘録

今日は、朝日カルチャーセンターに「宇宙の中の地球」という講演を聴きに行きました。
講師は、国立天文台の小久保英一郎准教授。
全2回の1回目ということで、今日は、先生の自己紹介なども交えて、
国立天文台って? 理論天文学って? シミュレーション天文学って?
というようなお話から、わかりやすく説明していただきました。
今日聴いたことを忘れないうちに、ちゃんとまとめておかないと。
ここには書けませんが(私はあまりちゃんと理解できていなだろうから、
間違って理解しているのを書いてしまうのはマズイので)。

その中でも、ちょっとした「へえ〜」なお話。
国立天文台の観山正見台長のご実家は、由緒正しいお寺で、
観山さんご自身も僧侶なのだそうです。
観山さんがおっしゃるには、
仏教の教えは実際の宇宙の構造に通じているのだそうです。

「三千大千世界」という、仏教の宇宙論で言う、
10億個の「世界」が集まった空間を表す言葉があります。
1つの世界というのは、「須弥山(しゅみせん)世界」と呼ぶのだそうです。
(※これは私が後からwebで調べたことで、小久保先生はここまで言及していません)
その「世界」が1000個集まったものを小千世界と呼びます。
そして、その小千世界が1000個集まったものを中千世界と呼びます。
そして、その中千世界が1000個集まったものを大千世界と呼びます。

これが実際の天文学で言う、太陽系があって、銀河系があって、
宇宙の大規模構造となっている、という宇宙の階層構造に似ているんですね。

なるほど〜。

今回、かなり易しくお話していただいたのだと思いますが、
それでも「ダークマター」とか難しいことに話がおよぶと、
なかなかそれまでのお話とのつながりがよく理解できず、
「ゆらぎ」といった、独特の表現(よく聞きますが)も、
ちょっとまだ理解できていないな、というのが今日の感想。

じゃ、質問すれば? なのですが、もっとわかっていないと、
自分が知りたいことをちゃんと教えてもらうための質問をすること、
というのが結構難しいんですよね。

今日教えてもらったことはしっかり復習して、
また5月の授業を楽しみに待つことにします。

しかし、1回の講義が2時間で、質問時間は延長してくれて、
さらに、教室を追い出された後も(後の授業があるので)、
先生はロビーに残って質問に答えたりサインに応じたりしてくださるとは。

私は教室での質疑応答が終わったときに退散しましたが、
さらに、これが5月にももう1回あるわけですよね。
それで、受講料が5000円ちょっと(非会員でも7000円ちょっと)。
めちゃくちゃお得じゃないですか???

本当に面白い講義で、2時間があっという間でした。
女性ファンが多いということもちゃんと意識してか、
幼少時代から天文学者になるまでの背景など、
ご自身のお話にも30分ぐらいは割かれていたかなと思います(笑)。
でも、お話がとてもお上手なので(人気予備校講師の授業を思い出しました)、
そういうお話も、とても楽しく聞くことができました。
そして先生は、ちょっと小柄で、口元が草食動物ぽくてとてもかわいらしい方でした。


でもやっぱり、そんなに簡単にわかることじゃなかったな。
わからなくて、でも質問のしようもなくて、というようなことは、
(も)博士に教えてもらうことにします。

Comments:2

フミータ 2008年4月12日 20:35

仏教の世界観は本当におもしろいよ。
そして理にかなってると感じます。

makimoki 2008年4月13日 02:55

だなー。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://machine-gun-talk.net/mt/mt-tb.cgi/954
Listed below are links to weblogs that reference
三千大千世界と宇宙の大規模構造 from machine-gun-talk.net

Home > 備忘録 > 三千大千世界と宇宙の大規模構造

Search
Feeds

Return to page top