- 2008年1月12日 00:15
- 備忘録
最近webでなんでもわかる。
私なんて寝ている間と移動している間以外は、ずっとMacの前にいる。
辞書だってwebでいいし、ちょっとした調べものも何でもwebでできる。
電子辞書も最近ではみんな持ってますよね。
でもねー、紙はなくなんないと思う。
『imidas』とか『現代用語の基礎知識』が休刊になってますよね。
webに移行、ということみたいですが。
そんな中で『広辞苑』10年ぶりの改訂。
第6版が出てますね。
http://www.iwanami.co.jp/kojien/
テレビで岩波の方もおっしゃってましたが、辞書を引くわくわく感ね。
これは、電子辞書にはないのですよ。
出先でちょっと調べるときとか電子辞書はすごく便利。
でも、じゃ、紙の辞書要らないかっていうと、違うんだな〜これが。
生まれ育った時代もありますが、私は断然、紙の辞書派。
受験生時代は、調べたい単語を一発で開けたもんですよ。フフフ。
それに辞書って見た目もすごくステキじゃないですか???
今月の「TITLE」(文藝春秋刊)で翻訳家の柴田元幸先生が、「思い出の本」として、
『英語の辞書カタログ』(1983年/アルク刊)をあげくださっているのですが、
そこに書かれていた柴田先生のコメントも何だかステキでした。
ちゃんと覚えていないので、今ここに書けませんが。
辞書じゃなくても、私は何でも本派。
初めてwebの仕事し始めたころも、何もわからなくて、
本当にもう何一つわからなくて、毎日が調べものだった。
HTML、CSS、どうやって書けば良いの……。
MovableTypeのタグってどうやって使うの……。
JavaScriptって何よ……。
このレベルだったわけですよ。
今の世の中、ググればたいていの情報は手に入る。
でもある程度のレベルまでいくと、そこで情報の取捨選択ができるのだけど、
そこまでいってないと、情報の量が膨大過ぎて、そのクオリティも玉石混淆。
何をどこから見ればいいのか何もわからないのです。
そこで私は、本を買い込みましたよ。
いろんな本。
HTML、CSS、MovableType、Web Standard関連、webディレクションとか、
リテラシー関係の本も、勉強のためにいっぱい読みました。
こういう本って1冊が高いので、数万使ったんじゃないだろうか。
その本たちは今でも私のデスクの右の一番下の引き出しに入ってる。
当時ほど自分でCSSとかを書くことはなくなったけど、
あのときの勉強が本当に役に立ってると思う。
でもあれ、絶対webで、画面で見てるだけじゃできなかったな。
何かねー、とにかく本ってすごいだもん。
私が学生だったころ今ほどインターネット文化が定着してなかったこともあるだろうけど、
本とエンピツ持ったらやる気出るんですよ。
私は、語学系の本とか教材作ってる会社に勤めてるんですけどね。
正直、昔と違って、今はウェブサイト、ポッドキャストなど、
無料で英語の学習素材が転がってるわけですよね。
無料ではないけどDVDもありますよね。
周りに外国人も増えましたわ。
でもね、やっぱちゃんと教材買ってやってみ、と言いたい。
真新しい本を開いて、エンピツを持ったときのワクワク感。
勉強するぞって感じ、最高に好き。
ブログだってケータイ小説だって人気でたら結局、書籍化じゃないですか。
とにかく用途がぜんぜん違いますよね。
情報の量、検索性で見ると断然webが優れてますし、
同じ情報を、いろんな人がいろんな角度から書いてくれているので、
より自分の欲しい情報にぴったりな情報を手に入れることもできますよね。
でも情報の信頼性、視認性で見ると断然、紙ですよね。
著者がちゃんと原稿書いて、編集者が原稿整理して、
何回も何回もゲラ読んで、情報の裏取りをして、
プロのエディトリアルデザイナーがレイアウトを組んで、
プロの組版屋がデータ作って、プロの校閲がチェックして……。
『imidas』とか『現代用語の基礎知識』は、内容的に、
webのほうがマッチしていたのかな、とは思いますけど。
紙とwebは(電子辞書も)共存できる。

『現代用語の基礎知識』は、まだ生きてますよー。書店から消えたのは『imidas』と『知恵蔵』ですー。
> こういう本って1冊が高いので、数万使ったんじゃないだろうか。
わかる、わかる。
いまだに本というか紙がいいなと思うのはレシピかなー。ウェブだと一覧性に欠けるし、なんといっても写真のインパクトが違うのですよ。
ああ、『知恵蔵』ね、そういうのありましたね。笑
うちは父親が辞書好きなので、どれも家にありましたー。
レシピは、私はcookpadとか結構見るのですが(有料会員;;;)、
やっぱりシロウトがデジカメで撮った写真なので、
「作りたい!」って気になかなかなれませんよね。
でも、同じ料理でも違う種類の肉を使ってたり、調味料使ってたり、
たくさんのレシピが載っているので、そこは有り難いです。
基本は私も本がメインですねー。
「そんなのwebでちょっと検索すれば出て来るじゃん」
「うーん、そうなんだけど、それはそれ、これはこれなんだよね〜」
という感じです。